一般的なのは、ウレタン・シリコン・フッ素というグレードがあります。
ウレタン < シリコン < フッ素 という順に期待耐候年数が上がります。
費用も同じように上がります。
単純に塗料だけで考えても
やはり、安価な塗料はそれなりとなりやすいですが
高価な塗料というものはそれ相応の効果を期待できるものが多いです。
電化製品を購入する場合で例えますと
初期投資費用がかかるが毎月の電力料金が安くなり10年は使用できる、
逆に、初期投資費用は安いけど毎月の電力料金が高くなり
6・7年しかもたないといった感じです。
そういったものを購入する場合でも
「今後何年使うつもりなのか」
「最新の機能がついているものがよいのか」など
経済状況や好みなどで選択が分かれるところです。
塗料の選び方や施工方法も同じように
ご自分に合ったものを選択する必要があります。
選択する際のポイントとしては、
「その建物を今後何年使用収益するか」を考えて
30年使うのか、15年使うのかで塗料や施工方法が変わってきます。
また、特殊機能が付いているものですと
断熱機能・遮熱機能・セルフクリーニング(太陽光が当たり汚れを浮かして
雨で流す)機能・虫よけ機能・耐火機能といったものがあります。
最近は、屋根は断熱・遮熱塗料で塗装するのが主流になっています。