(ご依頼時の状態)
美容院さんがKEN塗装のホームページを見てくださり、
調査・お見積もりのご依頼を頂きました。
←まずはこちらの扉は施工前です。
今回は「黒の艶消しにしたい」とのことで
木製建具の為、 ペンキで塗りつぶすより
透湿性のある防腐剤キシラデコールの
ジェットブラックで塗る事になりました。
木でも鉄でも一番理想なのは
一度旧塗膜を全部剥がして塗る事ですが
そうすると費用がたくさんかかります。
今回はランダムオービットサンダーを使い
取れる塗膜は取りそれ以外の密着している
ところは耐水ペーパーで足付けをして
脱脂をして塗る事にしました。
←オービットサンダーで
このくらい剥きました。
←キシラデコール塗装中。
計3回塗り仕上がりました。
扉と室内の壁は
お店が年中無休のため
閉店後の工事になります。
夜の作業は1人で2日間でした。
←仕上がりはこんな感じです。
←壁の施工前です。
壁は2面を塗り替えます。
←壁は2面を塗り替えます。
←こちらの一面は
N40艶消しで塗装しました。
エコファインという塗料を
使いました。
この塗料は
染み止め効果、防かび、防藻、
密着力向上、透湿性にも
優れてます。
←もう一面の壁はこのようになり
ました。
こちらは前よりも明るい色になり
ました。
2回塗りで仕上げています。
塗装は厚みも重要でして
一回塗りですと厚みが30~40μ程度しか
付かず薄いので弱い塗膜になってしまいます。
2回塗りして60~80μ付けてあげるのが
丈夫で見た目も綺麗に仕上がります。
下地プラスターボード AEP(アクリルエマルションペイント仕上げ)
間違ってはいけないのが厚みをたくさん確保すれば良いという考えで厚くなりすぎると
透湿性が悪くなり膨れ、剥がれ、裂けるといった悪い影響を受けてしまいますので
一回の塗装で塗る塗膜厚み調整の基本ルールを守る事が重要になります。
KEN塗装はこの辺りのルールは結構真面目に守っています。
←日中の作業は
こちらのスチール看板と…
←こちらの木製看板と…
←こちらのベンチです。
←スチール看板の錆止め
完了です。
錆ている箇所は
グラインダーで削り脱脂をして
錆止めを塗ります。
錆びていた箇所が痘痕になって
ますので「ポリエステルパテ」
で滑らかにします。
←スチール看板パテ補修完了。
この後耐水ペーパーでならし
サフェーサーを吹き付けて
中塗り、上塗りと塗ってきます。
←木製看板は
旧塗膜であるニスを剥がさないと弾いてしまうので
グラインダーで削ります。
←ベンチの錆止め完了です。
ベンチは亜鉛メッキ処理されて
いるので塗料が剥がれやすい
傾向があります。
オーナー様にそのように説明を
したところ
「色合いをあわせたいので
剥がれたら剥がれたでいい」
とのことでしたので
足付けをして脱脂をし
2液エポキシ錆止めプライマーを塗り、2液のウレタンで2回塗り
して仕上げました。
←ベンチの色塗装中です。
←夜の為見えづらいですが
こちらがスチール看板の
仕上がりです。
N30艶ありです。
常に外で紫外線、雨、風の影響を
受ける看板なので艶ありに
しました。
艶消しだと塗膜の消耗が
外部では激しくなります。
←木製看板は
削り終わったらウレタン塗料で
2回塗りました。
色はN30の3分艶ありです。
←ベンチの仕上がりです。
N30、3分艶あり。
恐らくですが
しばらくは密着してくれます。
下地スチール粉体塗装仕上げ LS2-UE(2液型ウレタンエナメル仕上げ)
【施工後】
今回の現場での作業時間は
・初日が日中と夜間作業
・翌日は夜間作業から日中作業
作業員1名で3日間で仕上がりました。
「塗装をして綺麗にしたい」、「イメージを変えたい」とお考えのお客様は
是非ご連絡くださいませ。
実測・状態把握調査とお見積もりは無料ですからお気兼ねなく。