こんにちは。
KEN塗装の八木田謙二です。
今日は建物の仕上げ材について解説いたします。
塗装工事の調査にいきますと
少し昔の建物(築40年程度)の建物と
最近の建物(築20年程度)の建物で
仕上げに使っている部材が大きく違うことがあります。
例えば、
昔の建物ですと、戸袋・雨戸部分が塗装仕上げであったものが
最近の建物となるとアルミのシャッターになっていたり、
バルコニー手すり笠木やデッキが、鉄からアルミになっていたり、
ポストはステンレスになっていたりと
鉄よりも軽く腐食したのが分かりづらくオシャレな
アルミ、ステンレスの使用がだいぶ多くなっています。
鉄の場合は、劣化で錆が目立つため、
当たり前のように"塗り替え"といった流れになるのですが、
このアルミ、ステンレス仕上げ材の場合は割と放置される方が多いです。
ただ、一見、腐食していないように見えるのですが
実際は腐食は進んでおります。
特に、築20年もしますと、指で触っていただくと分かりますが
チョーキング現象が確認されると思います。
このアルミ、ステンレス改修工事の場合ですが、
KEN塗装では塗装はおすすめいたしません。
理由は剥がれやすいからです。
KEN塗装でアルミ、ステンレスのメンテナンスご依頼の時にご紹介している方法ですが、
小刷毛と流水で大まかな汚れを落とした後、
アルミ、ステンレス専用クリーナーで拭いて水で洗い流し、
専用クリーナーを残さないように中性洗剤で洗います。
乾燥後にフッ素のコーティング材を塗り、ウエスで吹き上げます。
こちらの方法で
・汚れを落として綺麗になるということ
・フッ素の膜で雨汚れを跳ね返す、汚れても掃除がしやすくなる
という機能をアルミ、ステンレス素材に付加させること
ができます。
車を洗車をして汚れを落としてからガラスコーティングなどをすると
綺麗に艶がでたうえ、汚れが落としやすくなるということと同じです。
一階周りやバルコニーなど足元がしっかりしている場所であれば
DIYで行っていただくことも可能と思いますが、
2階・3階部分の場合は、足場を組んで改修メンテナンスをするときに
同時にやっておくと、建物のメンテナンスのバランスが良くなり
より上等な仕上げとなります。
住まいのメンテナンスのことでしたら
是非豊島区のKEN塗装にお問い合わせください。お待ちしております。
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