どうも!八木田です。
今回は「元請負と下請負価格の差は何故発生するか」
という題名で私なりの解説をしたいと思います。
"元請負"はお客様を見つけて契約をし工事を完成させます。
元請けには「元請け責任」という重たい責任がありまして
例えば、現場で下請けの従業員が怪我をした場合
元請けの労災を使いその従業員を守らなければいけませんし
引き渡し後の瑕疵担保責任等も抱えます。
お客様との打ち合わせ、下請けとの打ち合わせと
代理人は時間を取られます。
"下請け"は元請けの決めてきた仕事を部分的に請負います。
元請けの指示に従い忠実に作業をして工事を完成させお金をいただきます。
「それならば下請けに仕事を直接頼めば下請金額でできる」
とお考えの方もいらっしゃいますがそれは難しいです。
理由は、今まで元請けがやっていた仕事を下請けがやるとなると
結局、その下請けが責任・打ち合わせ・お客様を探す販売管理費等を
負担することになるからです。
責任を果たすためには保険等も充実させなければなりません。
色々と情報が錯綜していて
「ある営業会社は取り値の40%で下請けに仕事をさせてるらしい」
というような話と
この「元請けではなく下請けに直接頼むと安くできる」
という話が一緒くたになっている方もたまお見かけします。
下請けが元請けより低い金額で仕事をするのは
・責任が小さいということ
・お客様を見つけて作業できる状態がすぐ手に入るということ
・安定した需要供給
があるからです。
最近ですと「自社施工が信用できる」というお話もありますが
こちらの話はまた何処かでいたします。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋
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