当店では、最近、粉パテ(粉体で水を混ぜて練り上げるパテ)は
ほとんど使用しておらず、代わりに良く使っているものは
メーコー・クリンナジョイントコンパウンドという
すでに練り上げられているパテです。
(この塗料のポイント)
内部用下パテです。
・乾燥時間が従来の厚付けパテより早く、
工期短縮に繋がります。
・無希釈、無撹拌で使用できます。
まず、材料が軽いこと。研磨性が良いこと。
かさ張らなく見栄えが良いこと。
粉パテと違い、混ぜる必要が最初の1回で
済むため、何度も練っては道具を洗って…と
いった手間が少なくなること。
躯体の揺れに0.5ミリ対応していること。
(粉パテは0.3ミリです)
…などがこちらを使用している理由です。
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当店でよく使用する仕上げパテはメーコー・ジャストパテという商品です。
(この塗料のポイント)
内部用、中・上兼用パテです。
現場の作業効率の向上を目指した
水希釈・撹拌が不要な低粘度タイプの
パテです。
ポイントは、割と厚くつけられるところ、
研ぎやすいけれどあまり粉にならないため
掃除と養生が少なくすむところです。
仕上げパテの全ての商品を使った訳では
ありませんが、今はこれがバランスが良く
感じて使っております。
(KEN塗装参考価格)
通常のジョイント処理でしたらパテ、塗装まで2,000円~やっています。
工程はジョイント部にファイバーテープを貼り
ジョイントコンパウンドしごき、ジャストパテ1~2回しごき
ペーパー処理、隙間ボンドコーク充填、AEP内外部用塗装塗装仕上げ
300平米以上からの単価になります。
(ひび割れに強くしたい場合)
別途
ご相談ください。
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室内クロス(壁紙仕上げ)から塗装仕上げへ変える場合
クロスの裏紙が残ってしまい、そのまま塗りますと
裏紙が膨れてきて綺麗になりません。
そんな問題を解決してくれる商品がメーコーのリウォールパテです。
(この塗料のポイント)
クロスをはがした後に壁面に残る裏紙を
抑えることができるパテです。
水溶性で臭気も少なく裏紙をしっかり固めてくれます。
ただ、リウォールパテで平滑な下地にした
だけで、そのまま塗りますと、塗料が吸収
されすぎてしまい暗めに仕上がってしまう
ため、仕上げパテを施すか、ローラー塗り
総しごきパテを施すことをおすすめして
おります。
この材料は、うっかり手や腕に着いて
しまったときに「結構ガッチリ固まるな」
ということが、はっきりと分かりました。
(参考価格)
クロス撤去、リウォールパテ、ペーパー処理、
ピンデックス、
AEP内外部用塗装仕上げ、
平米辺り2.150円~
100平米以上からになります。
それ以下の場合は常用、材料、経費、税でお願いいたします。
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「ドライウォール工法(内装壁や天井に石膏ボード(テーパーボード)を
貼り、ボードの継ぎ目にジョイントテーピングやパテ処理を施し、
強くて気密性の高い大壁を作る工法)で、ジョイント、ビス頭のパテをした
ときに、それ以外のパテの付いていないボード面との下地の差が気になる」と
いった場合に「総しごきパテは時間的にも金銭的にもちょっと厳しい」という
ことがあります。
そんなときに、当店がおすすめしておりますのが
「メーコー・ニューピンデックス」です。
(この塗料のポイント)
パテ処理後の上塗りの前に施工する
バインダーです。
EPの捨て塗りに比べて厚みがつくので
パテ処理跡が目立ちづらくなります。
シーラー機能もあるのでボード面と
パテの吸い込みムラも抑えます。
「ローラーで塗る総しごきパテ」という
コンセプトで作られており、
厚みと全体的に一定の塗膜になることで
安定性の向上を図り、綺麗に見える下地に
なります。
艶消し仕上げの場合には
総パテ兼中塗りとしていける場合もあり
工期短縮にもつながる塗料です。
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「躯体の動きが1mm以上はあるかも知れない」という不安がある方に
当店では、下パテに「メーコー・MKダンパテ(厚付け用弾性パテ)」、
仕上げパテに「MKメーコー・ダンパテ(薄付け用)(微弾性パテ)」を
セットでおすすめしております。
(この塗料のポイント)
クラックレス目地処理工法として、
MKダンパテ厚付け用と薄付け用と
併せて使用すると効果的です。
こちらはメーコーさんが1mmまでを
念頭において開発されたパテで、
確かに弾力性があり、柔らかいパテ
です。
下パテのMKダンパテ厚付け用(弾性
パテ)は柔らかいので、ペーパー掛け
が効きづらい(ほぼ研げません)、
乾燥時間が長い(8時間程)などの
条件は付きますが、
これらがクリアできるのであれば
おすすめしております。
ポイントとしては、
ジョイントの幅と深さをきちんと
設けて詰めてあげることです。
(これはシーリング材でも同じです)
上塗りの塗料も弾力性のあるものを
使用されますと、更にひび割れなく
なります。
(参考価格)
ボードジョイント部、エアブロワ清掃、シーラー塗布、
ダンパテしごき、パテ調整、微弾性パテ2回しごき、
ペーパー処理、隙間ボンドコーク充填、AEP内外部用塗装仕上げ
平米辺り2,600円~
300平米以上からになります。
それ以外は一式になります。
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やってもやってもひび割れる…そんな下地には、ライトビーム・ノンクラ工法を
当店ではおすすめしております。
(この塗料のポイント)
こちらはジョイント部をガッチリ結合して
一体にさせるイメージの商品です。
費用も工程数もかかりますが、実際にずっと
ひび割れがきていた部分に使用したところ、
ちゃんとひび割れをおさめることができました。
大手ゼネコンの代理人の方から「どうしても
止まらないときはこれを使うんだよ」と教えて
いただいたことを今でも思い出します。
ノンクラは熱烈なファンの方が結構いるよう
です。
ひび割れで悩んでいる方には是非おすすめ
したい商品です。
内部用と外部用があります。
(参考価格)
ひび割れひらき対応幅などにより変化しますので
お気軽にご相談ください。
パテが必要な製品を扱っている方はひび割れのことで
真剣に悩む、考えるといった経験をしていることと思います。
ひび割れはボードが動いてしまうことで発生しますので
まずはボードをしっかり固定する事が重要になります。
この『ノンクラ』シリーズではボードをしっかり固定する
金具も開発、販売しておりますのでひび割れ対策を
真剣にお考えの方はご検討ください。
目指せひび割れゼロ!